暑い日が続いていますね。
このところ忙しくて、帰りが遅いので、毎日、猫だけが起きていてくれます。
嬉しいような、寂しいような…。
先日、小田原の少し先の根府川という所に行ってきました。
東海道線の中では、珍しく無人駅なのだそうです。
ちょっと昔に戻ったような、静かな駅です。
駅は少し高台にあり、ホームや駅舎からは、相模湾も見えます。
根府川というのは、茨木のり子さんの詩「根府川の海」で、名前だけ知っていましたので、実際にそこに来たというだけで、感激してしまいました。
晴れていれば、海が美しいということですが、その日は、どんより曇っていて、灰色の海が広がるばかり…。
なんだか、茨木のり子さんが詩に描いた海も、こんな灰色の海だったのではないかと、思いました。
駅から5分ばかり歩くと、鉄道ファンには有名な「白糸川橋梁」というのがありました。
真下から見ると、当たり前ですが、大きくて、たいへんな迫力でした。
人間って、こんなものを作るんだ、すごいなあと、なんだか小学生のような感想を抱きました。
近くには、土砂崩れに埋まっても、指一つ欠けなかったというお釈迦様のいる釈迦堂があります。
その周囲は、山肌に木々や草が茂り、辺りは薄暗く、自然が襲いかかっているような感じでした。
もし一人だったら、とても近づけないような場所です。
晴れていたら、違っていたかもしれませんが、その時は、日本も人口が減り続けると、緑に飲み込まれていくのかなあ、などと思いました。
その近くに、やはり新幹線の鉄橋もあり、そこを新幹線が、ビュッ! と通っていきます。
間近で見ると、新幹線は速くて速くて、思わず笑ってしまうくらいでした。
根府川の駅の近くだけの散歩でしたが、いろいろなことを感じた散歩でした。